SEOを幅広く学びたいんだよね〜
こんな疑問を解決できる記事になってます。
なぜなら実際に読んでみて、SEOを余すことなく勉強できたからです。
前半は、この本の要約を。
後半は、特に参考になった※コンテンツSEOについて紹介します。
コンテンツSEOとは、ユーザーに応じたコンテンツを継続的に作って、上位表示するSEO対策のひとつ。
読み終わるころには、この本を読んでSEOを網羅的に学べることをわかっています。
現場のプロから学ぶSEO技術バイブルの要約
この本は、難しいけどかなり勉強になるので一度は読んでほしい本になってます。
SEOの基本や原則、具体的な実装から運用まで残すとこなくまとめてます。
そしてこれらの解説を4つにわけられる10章で構成されています。
- 1章はSEOに取り組む前に確認するべきことについて
- 2章はエラーやスパムなど、マイナス評価につながる問題について
- 3〜9章はプラス評価を得るための具体的なSEOについて
- 10章では特殊なケースで発生する問題について
これから紹介するのは3〜9章で詳しく解説されている、コンテンツSEOについてです。
コンテンツSEOを簡単に説明すると、ユーザーに応えるコンテンツを作ることをいいます。
つまりユーザーに応えるコンテンツを作らないと、Googleからは評価されないということになります。
ではGoogleに評価されるコンテンツとはどんなコンテンツなんでしょうか?
詳しく見ていきましょう。
現場のプロから学ぶSEO技術バイブルで特に参考になった部分

この本は419ページもあるんですが、その中で特に参考になった部分を紹介します。
SEOで大切なポイントなので、深掘りして解説していきます。
一回読んでもわからない場合、もう一度読んでほしい内容です。
では解説していきましょう。
コンテンツを評価する2つのポイント

コンテンツの評価に値するポイントは2つあります。
- Page Quality評価
- Needs Met評価
Googleに良いコンテンツとして評価されるには、この2つの点で高い評価を受ける必要があります。
「ページの品質」を評価するPage Quality評価。
そして「ユーザーニーズとの一致」を表すNeeds Met評価。
つまりユーザーの検索意図に応えた、高品質なコンテンツを作る必要があります。
検索結果で上位に入るにはこの2つがマジで大切。
必ず覚えてください!
Page Quality評価

まずはPage Quality評価についてです。
Page Quality評価は4つの評価基準があります。
①E-A-T
- 専門知識(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trustworthinss)
それぞれの頭文字をとってE-A-Tと呼ばれます。
E(専門知識)は資格が必ず必要というわけではありません。
でも資格があることによって、あなたが作ったコンテンツに権威・信頼があると判断されます。
A(権威性)がある状態は、「この人に聞けば間違いない」という特定の分野を代表する状態をいいます。
権威性はWeb上のコンテンツやリンクから判断しています。
T(信頼性)は「この人にお金を貸してもいい」などの信頼できる状態を意味します。
これら3つのE-A-Tは独立した要素ではありません。
E(専門知識)を継続的に発信することで、A(権威性)とT(信頼性)も高まる相関関係になってます。
②メインコンテンツの質と量

メインコンテンツとは、ページの目的達成に直接関わる部分をいいます。
通販サイトならユーザーが購入を決意できるような情報が、量と質の両方で十分に書いているなら高評価です。
①送料が書いていない②商品写真の画質悪い
など、情報の質に問題があれば低評価につながります。
またコンテンツの質はただの量ではありません。
単純な文字量ではなく、情報量であることを意識しましょう。
③Webサイトの情報と責任の所在
サイト運営者やお問い合わせ先、サービス情報、責任者などの情報を必ず載せましょう。
そうすると信頼できるページとして評価されます。
④Webサイトの評判

ユーザーがどう評価しているかによって評価されます。
多くの人が評価しているサイトは高い評価を受けますが、否定的な評判があると高評価のサイトにはなりません。
評価方法として、被リンクはもちろん※サイテーションも評価されます。
サイテーションとは、SEOの世界で「リンクではない形による他ページの参照」を意味するものとして使われることが多いです。
ページによってPage Qualityは重要になる
ユーザーの幸福や健康、金銭などに直結するページは通常よりもPage Qualityを必要としています。
YMYLページ(Your Money Your LIfe)ともいいます。
カスタマーサポートの充実や使いやすいデザインや機能、なによりE-A-Tを高めることが重要です。
Needs Met評価

次にNeeds Met評価について。
Needs Metを直訳すると、「ニーズに応える」を意味します。
検索結果がユーザーニーズに応えているかを評価するものです。
しかしユーザーによってニーズは違います。
なのでGoogleは検索クエリからユーザーニーズを“推測”しています。
推測したユーザーニーズとの一致度を評価し、検索結果に表示するページを決定しています。
これがNeeds Met評価になります。
低いNeeds Met評価を受ける見落としがちな2つの例
- モバイルページのデザイン崩れ
- エラーページ
順番に紹介していきます。
①モバイルページの崩れ
ユーザーニーズにあったコンテンツを作っても、モバイルページで正常に動いてない場合は低い評価を受けてしまいます。
そもそもNeeds Met評価では、モバイルユーザーのニーズとの一致度を評価しています。
だから※モバイルフレンドリーであることは大前提。
モバイルフレンドリーとは、モバイル端末(スマートフォン)で読むやすく使いやすいページのこと。
デザイン崩れやモバイルで読んでくれるか、そして操作性に問題があれば低い評価を受けてしまいます。
②エラーページ
基本的にエラーページはユーザーニーズに応えられていないため、Needs Met評価は低く評価されてしまいます。
404エラーなどが代表的な例。
【まとめ】現場のプロから学ぶSEO技術バイブルについて

記事の順位を上げたいし、SEOを勉強したくてたまたまこの本を買いました。
本格的にSEOを勉強して1年以上経ちますが、この本は少し難しいですね。
HTMLが多く、サイトを立ち上げて間もない人にはちんぷんかんぷんでしょう。
でも「SEO」についてめちゃくちゃ勉強になったし、サイトに活かせるポイントがたくさん書かれています。
1度目を通しておくのもいいでしょう。
SEOで大切な、コンテンツの評価に使われる2つのポイントを改めて紹介します。
- Page Quality評価
- Needs Met評価
Googleに良いコンテンツとして評価されるには、この2つの点で高い評価を受ける必要があります。
この本にはSEOについて重要なところがまだまだ書かれてます。
しかし中古でも3,000円ぐらいします。
少し高いですが、高いからこそ実際に読んでみてください。
高いからこそこの本にはそれだけの価値があります。
現場のプロから学ぶSEO技術バイブルを読んで、自分のサイトを上位表示しましょう。
他にもSEO関連の本についてレビューしているので、Webサイトでお金を稼ぎたい人は読んでみてください。
ページを上位表示するための本を読んでみる。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
だいち〈@daichi_nomad 〉でした。
[…] […]